ヒューリックの年収が高い理由? 銀座に保有する物件数、日本一。

不動産業界の年収ランキングでトップ争いを繰り広げるヒューリック。

 

ただ、名前は聞いたことあるけど、どんな企業かはあまり知らないという人が多いのではないでしょうか?

 

そこで、ヒューリックがどのような企業なのか、事業内容、保有物件、年収、転職事情について調べてみました!

1.事業内容

ヒューリックは不動産会社に分類されていますが、そのなかでも、不動産賃貸業を主力事業としています。

 

一般に、不動産業界の代表格といえば、三井不動産や三菱地所などの不動産開発業を主力事業とするデベロッパーです。

 

しかし、ヒューリックの場合は、土地や建物を貸してその対価としてテナントから賃料を徴収する不動産賃貸業を主力事業としている点で他の代表格と一線を画しています

 

これを見てください。

(資料)平成28年12月期有価証券報告書をもとに作成

これがヒューリックグループ全体の事業内容です。

 

不動産事業、保険事業、人材関連事業、その他事業(工事関連事業)の4つの事業から構成されており、不動産事業からの売上が約85%を占めています。

 

そして不動産事業は、賃貸事業、開発事業、アセットマネジメント事業、その他事業(ビル管理事業など)に分けられ、その中核をなしているのが賃貸事業なのです。

2.銀座エリアの所有物件

ヒューリックは不動産賃貸業を主力事業としているため、テナントからもらう賃料が売上高の大部分を占めます。

 

当然、高い賃料を得るためには価格の高い物件を所有している必要があるのですが、ヒューリックの場合は、日本一地価の高いエリアである銀座に多くの物件を所有することによってそれを実現できているのです。

 

実際に、銀座の一等地、それも1階に店舗を構えるために、1坪あたり30〜40万円もの賃料を払うテナントがいるくらいですから。

恐ろしいレベルですよね。。。

 

東京のワンルームで8〜10万円の家賃だとすると、1坪あたり1.5万円程度です。

丸の内のオフィスでも1坪あたり5万円程度ですから、銀座の賃料がいかに高額かがわかります。

 

以下は、ヒューリックが銀座に所有する主な物件をまとめました。

 

ヒューリック銀座一丁目ガス灯通(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座ウォールビル(オフィス)


 

 

ヒューリック銀座三丁目ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座数寄屋橋ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック西銀座ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック西銀座第二ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座7丁目ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座一丁目ビル(オフィス)


 

 

 

ヒューリック銀座花椿通ビル(ホテル)


 

 

 

ヒューリック銀座二丁目ビル(ホテル)


 

 

 

ヒューリック銀座ワールドタウンビル(商業施設)


 

銀座にこれほどの物件を保有しているなんてすごいですよね。。。

 

それもそのはず、銀座に所有する物件数No. 1の企業なんです。

まさに、銀座の大地主というべきですね。

3.年収レンジと過去の推移

銀座にこれだけ多くの物件を所有していますから、相当儲かっています。

 

そこで、気になるのが年収です。

 

早速、平成21年から平成29年の年収の推移をまとめてみました。

 

 

直近の年収は1,400万円です。

すごいですよね。。。

サラリーマンの平均年収の3倍以上です。

 

平成22年に若干下がったぐらいで、その後は常にうなぎのぼりです。

 

ちなみに、あの三井不動産三菱地所を抑えて、平成29年の不動産業界の年収ランキングNo. 1となっています。

 

そして、ヒューリックの年収が高い理由として、2つのポイントがあげられます。

 

それは、前述したように①日本一地価の高いエリアである銀座に多くの物件を所有し、しかも、②銀座の不動産価格が凄まじいスピードで上昇し続けているからなんです(銀座のこの地点は 平成24年から平成29年の5年間で87%地価が上昇しました)。

 

不動産賃貸業の業績は経済事情に左右されやすいため、近年の不動産市場の活況が、給料にダイレクトに反映されるている結果なのです。

4.転職事情

ヒューリックへの転職

こんなに給料がもらえるのであればヒューリックで働いてみたいと思う人もいるでしょう。

 

では、転職するためにはどうすればいいのでしょうか。

 

現在、ヒューリックのHPには新卒採用しかなくキャリア採用は受け付けていません。

 

しかし、諦めるのはまだ早いです。

転職できる方法として考えられるのは、次の2つの方法があります。

 

1つ目は、複数の転職サイトに登録することです。

 

ただ、この方法については望みは薄いかもしれません。

というのが、不動産賃貸業は、所有不動産を一度賃貸に出してしまえば、あとは専門の管理会社に運営を任せるだけなので、それほど人材を投入する必要性がないのです。

 

ヒューリック単体での(連結でない)売上高は178,003百万円ですが、それを生み出しているのはたった149人の従業員であり、一人当たり売上高は、1,195百万円ということになります。

 

そうすると、現状において十分効率よく収益を上げているのに、わざわざキャリアのある人材を迎え入れて人件費を積み増すことは考えにくいです。

 

そこで、2つ目の方法として考えられるのが、みずほ銀行に転職をすることです。

 

以下は、ヒューリックのHPからの抜粋ですが、

当社は設立以来、永年、親密な関係にあったみずほFGに人材斡旋の多くを依存していたことなどもあり、平成28年12月末現在において、当社の役員及び役員に準ずる者26名のうち11名はみずほFG出身者でありますが、その比率は約40%となっております。

公式HP

というのです。

 

ヒューリックが設立されたのは今から約60年前の昭和32年ですが、 60年経過しているにもかかわらず、未だにみずほ銀行出身者の割合が高いということは、現在でも人材交流が行われていると考えることができます。

 

ヒューリックに入社したければ、まずはみずほ銀行に転職し、ヒューリックへの出向や転籍を希望することがいちばんの近道かもしれません。

ヒューリックリートへの転職

ヒューリックへ転職するには、みずほ銀行に転職する方法があるということを述べました。

 

しかし、この他にもヒューリックへ転職できる方法があります。

 

それは、ヒューリックリートマネジメントへ転職することです。

 

ヒューリックの4つの不動産事業の1つにアセットマネジメント事業がありますが、これは、 J-REITの運用会社であるアセットマネージャーのことです。

 

アセットマネージャーとは、不動産ファンドの運用者のことで、ヒューリックリートマネジメントは、ヒューリックリート投資法人というJ-REIT(=不動産ファンド)を運用しています。

 

不動産ファンドについてもっと知りた方は、この記事を参照。

 

このアセットマネージャーの求人情報は、多くの転職サイトに掲載されています

ヒューリックリートマネジメントの求人情報が出れば、自分のところに連絡をしてもらうようエージェントに伝えておくのがいいでしょう。

 

通常、アセットマネージャーの給与体系は、‘親会社の給与体系に準じる’というところが多いため、ヒューリックリートマネジメントへ入社することができれば、ヒューリック本体並みの高年収も期待できます。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

 

ヒューリックの事業内容や年収が高い理由、転職事情についてわかっていただけたかと思います!

 

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